連日のように市場最高値の更新を続ける米国株。一方、トランプ政権に右往左往するように見える日本株。為替相場や債券市場の変化も激しい。高値からの投資には、市場を見抜く目が必要だ。 本書は週刊エコノミスト2017年3月7日号で掲載された特集「高値からの株・債券・為替」の記事を電子書籍にしたものです。
目 次:
はじめに
・NYに追い付けない日本株 大型株避け活況の中小型/インタビュー プリンシパル・グローバル・インベスターズ ロバート・バウアー氏/金投資 不確実性高まり価格が上昇 人口16億イスラム圏も参入
・相場変動に強い日本株はこれだ! クオリティー・バリュー投資
・大型株、中小型株のクオリティー・バリュー(QV)銘柄
・本当に長く持てる株 株主還元を重視する米国15銘柄、日本5銘柄
・銘柄診断/1 ソフトバンクグループ 積極果敢な大型投資 金利急騰時にリスク
・銘柄診断/2 小野薬品工業 高額なオプジーボ薬価 「唐突」見直し株価低迷
・銘柄診断/3 三菱電機 産業用モーターへ集中 高収益体質へと変貌
・銘柄診断/4 マツダ メキシコ生産比率高くトランプ政策の影響懸念
・歴史の視点 トランプ政権の"本質"はレーガンではなくルーズベルト
・「米国一強」の加速 日本株も巻き込まれ乱高下 資金の逆流は始まっている
・ドル・円相場 金利差との相関は崩れる 「強いドル」は過去2回のみ
・J-REIT 日銀と証券会社が誘導 高値相場に冷める個人
・債券 新興国の高利回り妙味 レアル建てが急上昇
【執筆者】
桐山友一、森田隆大、大川智宏、尾藤峰男、安井健二、遠藤功治、加谷珪一、山本雅文、山崎成人、前川貢、エコノミスト編集部
【インタビュー】
ロバート・バウアー