家族の形態が変化し、葬儀やお墓のあり方に大きな変化が起きている。高齢化が進む中で、幅広いニーズが生まれ、終活ビジネスが活況を呈している。 本書は週刊エコノミスト2017年10月3日号で掲載された特集「伸びる終活ビジネス」の記事を電子書籍にしたものです。
目 次:
はじめに
異業種参入で拡大する市場 旧来業者も新サービス提供
人気の海洋散骨 年間で1万件近い実施 低価格で増える業者完全委託
対談 小谷みどり(第一生命経済研究所主席研究員)×藤森克彦(みずほ情報総研主席研究員)
長野県上田発 日本初のドライブスルー型葬儀場 足腰の弱い高齢者の需要に対応
注目!ネット仲介3社
変わる葬儀業界 専門社、互助会、JAに新興勢力 家族葬や直葬の普及で経営圧迫
増える「看取り」 連携する葬儀社と高齢者施設 遺体の処置や遺族対応を支援
多死社会の到来でも 低価格競争激化と後継者難 進む葬儀業の休廃業・解散
終活関連上場11社の財務分析 直近決算で増収9社、増益7社...
金融機関も終活に注目 信託商品は高齢者の生活支援も融合 生保で人気の「トンチン年金」
ホテルのジレンマ 「お別れ会」ビジネスが本格化 婚礼に配慮し、宣伝控える
【執筆者】
松本 惇、塚本 優、横山 渉、向山 勇、福田 充、友田 信男、増沢 貞昌、深野 康彦、山下 裕乃