ドローン、スマートフォン決済だけではない。今や、中国発の技術・サービスが世界の産業を変えようとしている。 本書は週刊エコノミスト2018年3月20日号で掲載された特集「爆速イノベーション 中国の技術」の記事を電子書籍にしたものです。
・自動運転の「アポロ計画」 バイドゥ主導で世界覇権へ
・EVメーカー60社が群雄割拠
・電子商取引 アリババ対テンセント・京東 ネット企業が実店舗争奪合戦
・ライブコマース インフルエンサーが販売も担当 低認知度商品も動画で詳細説明
・ミニプログラム 料理注文もECもゲームもウィーチャット内ですべて完結
・第3次産業が5割超 もはやサービス産業国
・もの作り スマホで進む徹底的な「垂直分裂」 自動車のコモディティー化も
・巨大プロジェクト 衛星経由の量子暗号、スパコン 世界初、トップの成果続々
・科学技術 独自性ないが、資金力・人口は脅威
・「新技術」への傾倒 官民ともビッグデータ絡ませ「善行に褒美」の考え浸透
・米で高まる中国IT脅威論 自国企業を税優遇で間接支援
【執筆者】
田中道昭、神谷渉、高口康太、張軼炤、種市房子、林幸秀、津上俊哉、岩田太郎