足元の世界好景気は、リーマン・ショック後の巨額財政・金融緩和の副作用でしかない。
米国の利上げで資金の逆流が始まった今、潜んでいたリスクが顕在化しようとしている。
本書は週刊エコノミスト2018年10月23日号で掲載された特集「偽りの世界好景気」の記事を電子書籍にしたものです。
目 次:
はじめに
・借金まみれで始まった米金利上昇という「地雷」
・好況の闇
・米金利上昇
・日本株「根拠なき熱狂」
・「米国第一」の法改正
・クレジット
・アジア新興国の落とし穴
・「ドル・円」徹底解説!
・回顧
・異論!
・第2部 今そこにある危機編
・日米自動車摩擦
・不動産バブルの終焉
【執筆者】
大堀 達也、寺島 実郎、市岡 繁男、大川 智宏、長谷川 克之、中空 麻奈、山田 雪乃、高島 修、松田 遼、エミン・ユルマズ、中岡 望、河村 靖史、関 大介、週刊エコノミスト編集部