低金利時代となり、運用難にあえぐメガバンクや生命保険会社の「日本国債離れ」が顕著になっている。異次元緩和政策から3年余り。日銀の独壇場と化していた国債市場にそれに代わる投資家の姿が見えない。
本書は週刊エコノミスト2016年11月22日号で掲載された特集「もう買えない!国債」の記事を電子書籍にしたものです。
目 次:
はじめに
・政府の「財布」になった日銀
・国債は民間債務の「身代わり地蔵」
・国債暴落のメカニズム
・国債格下げリスク
・インタビュー キム・エン・タン
・インタビュー 幸田真音
・国債の市場参加者
・担当者に聞いた! 大手生保3社の国債運用戦略
・マイナス金利の虚構
・インタビュー 米澤潤一
・インタビュー 黒木亮
【執筆者】
松本 惇、藤沢 壮、高田 創、松沢 中、廉 了、徳島 勝幸、宮崎 義弘、渡辺 康幸、北村 乾一郎、富田 俊基、米澤 潤一、黒崎亜弓、週刊エコノミスト編集部
【インタビュー】
キム・エン・タン、幸田 真音、黒木 亮