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戦後70年 歴史と未来
著者:平野純一、大堀達也、花谷美枝、伊東光晴、上川孝夫、大場智満、鹿野達史、浜矩子、田原総一朗、柏戸傳、宇田川勝、近藤光、小宮隆太郎、手塚貞治、高橋温、藻谷浩介、河野龍太郎、大田昌秀、白井聡、柳澤協二、週刊エコノミスト編集部
発売日:2015年10月 2日
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書影:戦後70年 歴史と未来
定価:220円(税込)
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戦後70年間の日本経済を振り返れば、敗戦で焼け野原になった国土の復興に始まり、高度成長を経てバブルの発生と崩壊を経験、現在に至る。GDPは世界第2位まで大きくなり、1ドル=360円で始まった為替レートは70円台まで上昇、日本の経済力を世界に示した。しかしバブル崩壊以降は長引くデフレや人口減少などに苦しみ、かつての勢いはない。70年間の歴史を検証するとともに、今後30年の展望も示し、日本経済のあり方を考える。
本書は週刊エコノミスト2015年8月11・18日合併号で掲載された特集「戦後70年 歴史と未来」の記事を電子書籍にしたものです。

目 次

はじめに
Part1 これまでの70年
・戦後、経済で輝いた日本 バブル崩壊が転換迫る
・エネルギー 石油と原発に翻弄された70年
・日本経済あの時・これから 高度成長
・為替変動 日本経済を激変させたプラザ合意
・日本経済あの時・これから プラザ合意
・戦後の好景気・不景気 戦後復興から「失われた20年」まで
・世界経済の変化 覇権国アメリカの衰退と軸なきグローバル時代
・日本経済あの時・これから バブル発生と崩壊
・世界を制した3大産業の光と影
造船 技術と低コストで世界に君臨 労働集約の宿命で中韓が逆転
自動車 過当競争が育んだ競争力 日本型生産で市場席巻
半導体 官民協力で築いた黄金時代 日米摩擦が新興国に隙与える
・日本経済あの時・これから 自由な市場
・日本的経営 時代で評価が変わった日本的経営
・日本経済あの時・これから 銀行淘汰
Part2 これからの30年
・人口減少 「人口再生産」への転換が必要
・財政再建 社会保障費抑え消費税20%なら財政危機回避
・日本経済あの時・これから 沖縄の未来
・「戦後」に向き合う 日本の価値観を問い直すとき
・安全保障 「70年間戦争なし」を生かせ