中東や北朝鮮で地政学リスクが懸念される中で、世界的な景気拡大や株価・不動産など資産価格の上昇は何を意味するのか。 本書は週刊エコノミスト2018年1月2・9日号で掲載された特集「2018世界経済総予測」の記事を電子書籍にしたものです。
・カネ余りが生み出す怪現象 金融危機は必ず起こる
Part1 米国経済
・【インタビュー】ポール・ローマー(世界銀行チーフ・エコノミスト)
・ワールド・ダラーと米金利
・【インタビュー】ラグラム・ラジャン(シカゴ大学経営大学院教授)
・【景気循環】歴史的転換点に立つ18年米国景気
・【FRB】低インフレ克服か、金融バブル警戒か
・【中間選挙】トランプ減税実現が追い風
Part2 世界経済
・【中国】新経済と消費増で7%成長の勢い
・【インタビュー】国分良成(防衛大学校長)
・【ロシア】国主導の企業支配に異変?
・【欧州政治】EU統合推進の正念場
・【ECB】再延期も視野に量的緩和策を継続
・【インド】19年に総選挙控えるモディ政権
Part3 地政学リスク
・【インタビュー】イアン・ブレマー(ユーラシアグループ社長)
・【中東情勢】サウジ・ムハンマド皇太子の強権化
・【北朝鮮】求めているのは核抑止力、全面戦争にはためらい
・【インタビュー】ポール・ゴールドスタイン(米外交コンサルタント、パシフィック・テック・ブリッジ社長兼CEO)
・エコノミストが選ぶ2018年の注目テーマ
・日本の経営者はこう見る! 18年の注目テーマは「米国政治」
Part4 マーケット
・【インタビュー】ジム・オニール(元ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント会長)
・【マーケット予想】米国株/米国金利/原油/銅/中国株/新興国株
・【新興国通貨】インド経済改善でルピー安定
・【米ドル】原油取引介した覇権は縮小へ
・【ビットコイン】上昇基調と急下落リスクの並存
・【原油乱高下】原油の先安観は行き過ぎ
・【近代資本主義】低利とグローバル化の同時進行
Part5 2018新技術
・【中国の技術革新】「BAT」の資金力が支える
・【シリコンバレー】加速する「アルゴリズム・AI革命」
・【半導体】メモリーバブル一息 長期には右肩上がり
・【インタビュー】浜矩子(同志社大学教授)
【執筆者】
種市 房子、谷口 健、堀井 正孝、嶋中 雄二、小野 亮、前嶋 和弘、吉川 健治、安達 祐子、田中 素香、山口 勝義、佐藤 隆広、福富 満久、宮本 悟、菅野 雅明、木内 登英、吉川 雅幸、河野 龍太郎、白井 さゆり、藤田 勉、片野坂 真哉、小林 栄三、進藤 孝生、筒井 義信、三毛 兼承、豊島 逸夫、馬渕 治好、鈴木 浩一郎、倉持 靖彦、城田 修司、荒武 秀至、芥田 知至、藤沢 治、藤 和彦、江守 哲、大越 龍文、新村 直弘、酒井 昭治、桂畑 誠治、鈴木 清一郎、山田 雪乃、小西 丹、志波 和幸、高井 裕之、水野 和夫、高口 康太、櫛田 健児、服部 毅
【インタビュー】
ポール・ローマー、イアン・ブレマー、ポール・ゴールドスタイ、浜矩子