編集長後記
創刊104年のサン毎には...
創刊104年のサン毎には、老舗の俳句コーナー「俳句王」がある。先日、俳句王の魅力を動画番組にして広めようと「編集部句会」を開いた。私の句は「這(は)い出せぬ穴に舞い落つ散紅葉」(兼題・穴)。雑誌業界に身を置く心境を吐露した拙句だが、サン毎にはまだ光がある。動画チャンネルの登録者数はうなぎ登り。記事を配信するメインサイトとして作ったnoteも好評だ。編集長就任から半年。ようやくデジタル化の土台ができた。私の役割はここまで。今号を最後に毎日新聞に戻り専門の調査報道などに取り組む。雑誌作りと再建の取り組みは、苦しくとも刺激的で大きな学びがあった。支えてくれた編集部員と読者の皆様に感謝したい。
(大場弘行)