編集長後記
手前味噌だが...
手前味噌(みそ)だが、新聞記者時代に手がけた調査報道がドキュメンタリー映画となり、10月に劇場公開される。タイトルは「東京上空300メートル」。内容は、米軍ヘリが都心で低空飛行を繰り返す実態と、それを張り込みで暴いた取材班の活動が中心。映画化は私が起案し、プロ監督の大墻(おおがき)敦氏の下、取材・撮影の一部を担った。要した月日は2年超。当然ながら記者の仕事のパフォーマンスは落ち、批判を浴びた。そんな私が今、編集部員とともにサンデーの再建に奔走中だ。調査報道を映画化するまでのプロセスと共通点がある。一つは苦しくともやりがいがあること。もう一つは、外圧に屈せずやりきれば必ず光が見える、その感覚があることだ。(大場弘行)