編集長後記
イラン攻撃を例に出すまでもなく...
イラン攻撃を例に出すまでもなく、同盟国アメリカの様子がおかしい―そこで、評論家の寺島実郎さんに会いに行った。東京・九段下の寺島文庫。その博識ぶり、考察力から「知の巨人」の異名を持つ。蔵書をバックにでんと座る寺島さんの「圧」がすごい。「ちょうど日米関係再設計論を考えていたんだ」。そう言うなり、よどみなく持論を展開していく。随所に、最新の世界情勢や経済データ、歴史的なエピソードが入る。ペンは追いつかず、質問を挟む隙(すき)もない。1時間近いインタビューが終わると脳がジンジンした。今号では5ページ強を割いて「寺島論」を紹介したが、エッセンスに過ぎない。紙幅が許せば全て載せたかった。
(大場弘行)