編集長後記
朝ドラ『ばけばけ』に...
朝ドラ『ばけばけ』に心をつかまれています。達者な役者陣が醸し出す「人間のおかしみと哀(かな)しみ」がたまりません。ドラマの制作統括・橋爪國臣さんに、ペリー荻野さんと共にインタビューしました。
橋爪さんは「対立や分断が進む社会の中で、不条理や格差を描きたかった。ただし、恨めしさだけでなく、それでも日々の暮らしは愛(いと)おしく、素晴らしいものとして伝えたい」と話します。橋爪さんのその言葉に触れ、私がこの作品に強く惹(ひ)かれる理由がはっきりと分かりました。
「高市内閣2・0」が始動。数の力を背景にした政治が、足元の生活を壊さないか。その行方を注視していきたいと思います。
(藤後野里子)