編集長後記
高市早苗氏が自民党の新総裁に就任...
高市早苗氏が自民党の新総裁に就任、政治の舞台は鈴木哲夫さんの言う「多党化」の戦国時代に突入します。
今号から「大推薦時代」という特集を始めました。18歳人口の減少により大学は早期に生徒を確保するため入試制度の見直しを進め、今や入学者の過半数が、推薦入試(総合型・学校推薦型)によって入学しています。
偏差値偏重主義が終焉(しゅうえん)を迎え、意欲・探究心・社会性といった多面的な資質が評価されるようになったことは大きな変化。その一方で、情報収集力や課外活動経験の有無が新たな格差を生みつつあります。こうした新しい潮流や大学入試と社会との関係を今後も取り上げていきます。
(藤後野里子)