歴史上に名を残した偉人たち。そんな偉人たちも、当時を生きたただの人間なのだ。
完全無欠の人間を描いた「偉人伝」ではない、人間くさく、親しみのわく「人物伝」のはじまり、はじまり。
豊臣秀吉、直江兼続、宮本武蔵、徳川光圀......。
日本の歴史に燦然と輝く名を残し去って行った英傑たち。残された史料には、彼らの功績が伝えられている。
しかし大名だって、剣豪だって、公家だって人間だ。明らかな短所だってある。
彼らは何を考え、感じ、どう行動したのか。
その生きざまを、大人気の歴史学者が大胆に語る!
目次
第1章 戦国時代君主編
豊臣秀吉
徳川家康
上杉謙信
第2章 室町戦国乱世編
浅野長政
増田長盛
青木紀伊守
蒲生氏郷
高山右近etc……
第3章 天下統一安土桃山編
直江兼続
前田利長
立花宗茂
大野治長
小笠原秀政etc……
第4章 百花繚乱戦国外伝編
宮本武蔵
大姥局
徳川光圀
お与津御寮人
猪熊教利etc……