従米構造を作り上げた「日米合同委員会」の正体を暴き、事実上、米国による占領が続く戦後日本の核心に迫る画期的ルポルタージュ。
目次
【第一章】 米軍に差し出された軍事空域「アルトラブ」の密約と「米軍機情報隠蔽密約」
【第二章】 対米従属の密約文書の開示を拒む外務省は米軍と一心同体か
【第三章】 日米合同委員会の秘密体制に挑む情報公開訴訟
【第四章】 松本清張が暴いていた「別のかたちで継続された占領政策」の深層
【第五章】 新型コロナと検疫と日米合同員会の合意と米軍特権
【第六章】 日本の法令に反してまで米軍の特権を認める日米合同委員会