書 籍
雑誌・ムック
デジタル
100年に一度の金融危機といわれ、多くの金融機関や企業が倒産したリーマン・ショックが発生してから、2018年9月でちょうど10年になる。本書は、リーマン・ショックの発生時、財務省で国際関係を統括する責任者であった篠原尚之・東京大学教授の回想録である。世界規模の金融危機の中心で、如何に各国政府と協調し、対応したのか、主に為替政策を中心にその実体験を明かす。