書籍

社会・政治・歴史
幹事長秘録
著者  大下 英治
発売日:2018年3月22日
ISBN:978-4-620-32510-1
判型:四六判
頁数:352頁
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書影:幹事長秘録
定価:1760円(税込)
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幹事長は最高のポジションだ! 田中角栄

「ナンバー2でありながら総理総裁を脅かす存在」「自らはトップを目指さず、カネと実権を握る」ーー巨像蠢く、永田町バトルロワイヤル!

55年体制後、実に13人の総理を輩出した「宰相への最短ポスト」である与党「幹事長」。権力闘争が最も苛烈だった「角福戦争」時代の当事者である田中角栄、福田赳夫、三木武夫、大平正芳、中曽根康弘のいわゆる「三角大福中」は、全員が幹事長経験者である。また岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三の「安倍家三代」も幹事長経験者である。どこに幹事長権力の秘密が宿るのか? 「幹事長は、黒子の親玉みたいなものだな」と三度、与党幹事長を歴任した小沢一郎は吐露する。与党の国政選挙を取り仕切り、党資金、政局の行方を左右する幹事長権力の実体を、若き日の田中角栄幹事長から現職の二階俊博自民党幹事長まで肉迫し続ける著者大下英治が描く、永田町「権力の攻防」ノンフィクション!

目次

序章  小沢一郎が語る三大幹事長
第一章 幹事長は最高のポジションだ!  
第二章 角栄以後の"豪腕"幹事長
第三章 平成の"喧嘩師"幹事長列伝
第四章 小泉政局の幕開けーー党内力学の地殻変動
第五章 政権交代と小沢幹事長
第六章 第二次安倍政権、権力の攻防
第七章 最後の寝業師・二階俊博