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社会・政治・歴史
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令和 改元の舞台裏
著者  毎日新聞「代替わり」取材班
発売日:2019年6月 8日
配信日:2019年6月28日
ISBN:978-4-620-32591-0
判型:新書サイズ
頁数:208頁
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書影:令和 改元の舞台裏
定価:1100円(税込)
電子書籍版定価:950円(税込)
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2019年4月1日午前11時41分、
ついに、新元号「令和」が発表された。
歴史の表舞台には出てこない、 人々の信念や思い......
7年半におよぶ取材から生まれた、 圧倒的なドキュメント。

毎日新聞・好評連載「代替わりへ」に、
新たな書き下ろし部分を加え、書籍化。

「令和」への改元準備は、30年前「平成」改元の頃からすでに始まっていた。黒衣(くろこ)としてその重責を担ったのが、国立公文書館の公文書研究官である男性。取材班は、伏せられた彼の動向を探る。新元号の考案者とのやりとり、そしていつ元号を公表するかという問題。「令和」元年にいたるまでの軌跡を追ったノンフィクション。

新元号取材は7年半前の2011年11月から始まった。上皇さまが気管支肺炎で入院されたのに続き、2012年2月に心臓バイパス手術を行うと発表された時期だ。元号法は「元号は、皇位の継承があった場合に限り改める」と定める。陛下に万が一のことがあれば、「代替わり」となり、「平成」に代わる新元号に改まる。「万が一」について口にすることさえはばかられる中、事前の準備は公表できない。それでも政府内では極秘に検討を続けているはずだ。(略)約7年半の取材は、30年間も元号選定準備に携わった尼子氏に比べれば、ごく短い。それでも取材先から「何十年に一度の改元に備え、成果物なく仕事を続けるのは気がめいる」「強い自意識がないとやり通せない」と話を聞くたび、尼子氏の孤独な作業を思って身につまされたことを思い返した。
(エピローグより)

目次

■プロローグ 新元号発表 前夜の「練習」
■第1章 代替わりへ 黒衣による準備
■第2章 「保秘」と「祝賀」
■第3章 和風元号と「中華」
■第4章 公表時期巡る暗闘
■第5章 改元と公式記録
■第6章 沖縄と元号
■エピローグ 新元号取材記