NHK大河ドラマ『真田丸』の主人公・真田幸村《信繁》の生涯がこの1冊でわかる!
戦国時代の最後の大いくさ・大坂の陣で徳川家康にはむかい、獅子奮迅の活躍をみせた真田幸村《信繁》。
そのロマンあふれる生き様には、「戦国最強」との呼び声も高い。
三谷幸喜脚本で注目を集めるドラマ放送に先駆けて、本書では彼の人生を、あますところなく解説する。
謎に満ちた真田氏の出自から、主家・武田家の滅亡で危機に陥る真田一族の苦難、父・昌幸や兄・信之との家族の絆。そして、一か八かの「真田丸」籠城戦まで、最新の研究成果を取り入れ、これまで伝説のベールに包まれていた真田幸村《信繁》の素顔に迫る。
「大河ドラマは登場人物が多くて、ストーリーをたどるのも大変」という人にも安心の人物関係図付きで、これを読めば、大河ドラマが何倍も楽しくなるはず。
著者について
わたなべ だいもん/1967年神奈川県生まれ。1990年3月、関西学院大文学部史学科日本史学専攻卒業。2008年3月、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。戦国時代を中心にして、日本史全般を研究するかたわら、執筆活動を行っており、最新の研究動向を踏まえた解説が好評を博す。近著に『宮本武蔵 謎多き生涯を解く』平凡社新書、『真田幸村と真田丸 大坂の陣の虚像と実像』河出ブックス、『戦国史が面白くなる「戦国武将」の秘密』洋泉社・歴史新書など。