稀代の読書家父娘が「読書のよろこび」を語りつくす!
「本は人間と同じように生きものなんだから。人とつきあうように本とつきあうことができる」
はじめて読んだ本をおぼえていますか? ページをめくればあふれだす、しあわせな時間と家族の思い出。文学者の父と声優・作家の娘が語りあう児童文学、SF、ミステリーのたのしみと本とのつきあいかた。そしてあかされる家族三代の物語。「読むよろこび」に満ちた極上の読書ガイド!
目次
まえがき
文庫版まえがき
Ⅰ 読書のめざめ 児童文学1
Ⅱ 外国に夢中! 児童文学2
Ⅲ 大人になること 少年小説
Ⅳ すべてSFになった SF1
Ⅴ 翻訳書のたのしみ SF2
Ⅵ 謎解きはいかが? ミステリー
Ⅶ 読書家三代 父たちの本
エッセイ
父の三冊
福永武彦について 池澤夏樹
ぜんぶ父の話 池澤春菜
あとがき
文庫版あとがき
本書に登場する主な書籍