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失敗の本質 日本海軍と昭和史【毎日文庫】 
著者  半藤 一利、保阪 正康
発売日:2024年7月29日
ISBN:978-4-620-21073-5
判型:文庫サイズ
頁数:456頁
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書影:失敗の本質 日本海軍と昭和史【毎日文庫】 
定価:1320円(税込)
電子書籍版定価:1320円(税込)
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日本海海戦から大和特攻まで
エリートたちの栄光と限界

国民の憧れであった巨大エリート組織・日本海軍の実像を長く未公表だった新証言から読み解いた新たな海軍史。連合艦隊、軍令部、海軍省の不和。大艦巨砲主義か航空主兵か、艦隊派と条約派の対立、海軍人事を握る皇族元帥の存在――語られぬ〝サイレント・ネイビー〟の内幕。陸軍の圧力に屈し、心ならずも開戦に踏み切った悲劇の海軍という「神話」はいつ生まれたのか。ミッドウェー、マリアナ、レイテ沖海戦での提督たちの決断の誤りはなぜ起きたのかを昭和史研究の泰斗が縦横に語り尽くした白熱の対談。

目次
まえがき 昭和史のなかの日本海軍 保阪正康
序章   『小柳資料』で変わった海軍史
第一章  栄光の日本海海戦から昭和の海軍へ
第二章  艦隊派VS.条約派
第三章  真珠湾への航跡
第四章  緒戦の勝利から「転進」へ
第五章  終わりのはじまりから連合艦隊の最後
終章   提督たちの実像
あとがき サラバ「海軍善玉」論 半藤一利

【著者紹介】
半藤一利(はんどう・かずとし)
1930~2021年。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家に。『日本のいちばん長い日』『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『昭和史』(毎日出版文化賞特別賞)など著書多数。2015年、菊池寛賞を受賞。

保阪正康(ほさか・まさやす)
1939年生まれ。同志社大学文学部卒。1972年に『死なう団事件』で作家デビューして以降、個人誌「昭和史講座」を主宰して数多くの歴史の証人を取材、昭和史研究の第一人者として2004年、菊池寛賞を受賞。『昭和陸軍の研究』『あの戦争は何だったのか』シリーズ『昭和史の大河を往く』など著書多数。

二人の共著に『「昭和」を点検する』『昭和の名将と愚将』『そして、メディアは日本を戦争に導いた』『賊軍の昭和史』『ナショナリズムの正体』などがある。

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