書籍

小説・評論
黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続
著者  宮部 みゆき
発売日:2019年12月 7日
ISBN:978-4-620-10845-2
判型:四六判
頁数:576頁
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書影:黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続
定価:1980円(税込)
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大人気<三島屋変調百物語>シリーズ最新刊

江戸は神田の袋物屋・三島屋で続く、一風変わった百物語。
これまで聞き手を務めてきた三島屋主人・伊兵衛の姪のおちかが、めでたく嫁にいき、次なる聞き手は伊兵衛の次男・富次郎に。
気さくで気がよく旨いもの好き、跡取りではないから「小旦那」と自称する富次郎。
おちかが聞き手だったころ、ふとした縁の導きがあって三島屋に入り、百物語の守り役となったお勝。富次郎が幼いころから三島屋に奉公してきた古参の女中、おしま。
この三人で語り手を迎え、新たな変わり百物語の幕が開く。

再会した友が語り始める一家離散の恐ろしい運命(第一話「泣きぼくろ」)
村の女たちが<絶景の丘>に登ってはならぬ理由(第二話「姑の墓」)
妻子を失った走り飛脚が道中めぐりあう怪異(第三話「同行二人」)
異形の屋敷に迷い込んだ者たちを待つ運命(第四話「黒武御神火御殿」)

「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」

怖ろしさに凍りつく。愛おしさに心ふるえる。極めつきの怪異と不思議ーー
宮部みゆきのライフワーク、新章突入!

〈特設サイト〉

https://gojinkagoten.jp/