動物も人間と同じ大切な家族。東日本大震災や各地で起こった災害の陰で、犠性になった動物たちがいたことを忘れないで！私たちの価値観ひとつで、救える命はたくさんあるのです。
「災害で消えた小さな命展」は、さまざまな災害により命を落とした動物たちの飼い主の方からの依頼を受けて、絵本作家、画家、イラストレーター約100名が描いた絵の展覧会。この本は、展覧会で展示された絵を紹介しながら、主宰者である著者が命の大切さを綴ったビジュアルドキュメンタリーブックです。
はじめに 『同じ星空を見た夜』
序章 2011年3月11日 星になった小さな命
第１章 大切な家族
不思議な出来事
活動の始まり
コスモスの庭
内緒のはなし
大きな樹の中で
マルとカイ
人も動物も同じ家族
家族のかたち
いつまでも仲良くいられますように
絵本『ぼくは海になった』
思い出の写真も失ってしまった方からの申し込み
３匹が帰ってきた
泣けなかった想い
災害で消えた小さな命展
展覧会場探し
宮城県石巻市ナリサワ カルチャーギャラリー
岩手県盛岡市 クロステラス盛岡
絵になった動物と再会する日
絵になった動物たちが帰る日
第２章 救えたはずの命
命に対する価値観
コロスケの事
バロンの事
コロスケ メル バロンの事から思う事
排除する心
ムガの事
ユー太の事
「人命優先」という言葉の陰に亡くなった人の命
ケリーの事
天の事
『人命優先』という言葉に私が思う事
ライフラインが途切れた日
電気が止まっただけで消える命
ペット同室避難
ペットじゃない、家族なんだ！
災害時のペットの避難
ペット同室避難を
災害時の備え 災害発生時にあわてないために
おわりに 未来に向けて
お世話になったみなさまへ
掲載作家プロフィール
ナカムラユウコウ/はせがわかこ/タカタカヲリ/黒川みつひろ/中村太樹男/鎌田光代/川浦良枝/菅沼晶子/ひろかわさえこ/浜田桂子/星野博美/まつやまけいこ/山中翔之郎/さくらい史門/栗原徹/池田あきこ/谷村あかね/山本祐司/どいかや/ゆーちみえこ/目羅健嗣/おおやぎえいこ/たかしまなおこ/福田岩緒/垂石眞子/たかぎなまこ/本間裕美/ひらてるこ/イングリット・フジコ・ヘミング/長谷川京平
著者について
コンプレックス、依存、恋愛、家族関係......
「こうあるべき」を解放すれば楽に生きられる
自分で自分を救済するための処方箋
サンデー毎日連載「信じる者はダマされる」書籍化！
【目次】
まえがき マツコ・デラックス
Ⅰ 欲望とは何か――依存、執着、コンプレックス
48歳独身子ナシ、他人が幸せに見える
整形してもかわいくなれない
どうしたら自己肯定感を高められる?
分不相応の買い物をしてしまう
毎晩0時にキャベツを食べてしまう
「パパ活」に慣れてしまいやめられない
学歴コンプレックスから逃れられない
「普通」がコンプレックス
Ⅱ 「痛い恋愛」をしよう
不倫相手に裏切られて男性不信
好きじゃないけど抱かれるのはアリ?
男を見る目がありません
複数の男性との交際はなぜいけない?
彼が結婚に踏み切ってくれない
亡き弟の妻との不倫を解消したい
人には言えない性的嗜好がある
セックスが断れない
Ⅲ 家族からの解放
母から罵られた呪縛ら逃れれない
自己否定が強く自立しない息子
母が「毒親」になったのは私のせい?
娘の不倫をやめさせたい
息子に実子でないと知られてしまった
双子の息子と娘が仲良しすぎて心配
母の介護を放棄したい
Ⅳ 道化で何が悪い――人間関係とコミュニケーション
つい話を盛ってしまう
毒舌で周囲との関係が悪化
人間不信で他人とうまく付き合えない
「嫌われる勇気」が欲しい
勘違いおじさんをおとなしくさせたい
「察する文化」は日本の美徳では?
理不尽な事件等への怒りが止まらない
ゲイ同士のマウンティングや差別が悩み
レジで横入りする高齢者が不快です
Ⅴ 幸福について 生きていても楽しくない
幸せを失うのが怖く自ら壊してしまう
自殺願望と破滅願望を乗り切るには?
人がうらやむ人生だけど達成感がない
正しい人生の選択、どう見極める?
子ナシ夫婦や独身者に嫉妬してしまう
あとがき 中村うさぎ
【著者プロフィール】
中村うさぎ
1958 年、福岡県生まれ。同志社大学卒業後、会社員などを経て作家デビュー。ライトノベル「ゴクドーくん漫遊記」シリーズ（角川書店）で好評を博す一方、浪費・美容整形など実体験をもとにしたエッセイで注目を集める。著書多数。
マツコ・デラックス
1972年、千葉県生まれ。美容専門学校を卒業後、ゲイ雑誌の編集部を経てエッセイスト、コラムニストに。現在はテレビを中心に活躍の場を広げている。著書に『世迷いごと』『デラックスじゃない』（ともに双葉文庫）など。
イラスト：docco
デザイン：佐藤亜沙美（SATOSANKAI）
