鳥の眼線で都市を描いた超絶技巧イラストマップ
「鳥になり壮絶な技法で日本を国会議事堂から喫茶店まで描ききったこの個人による芸術は唯一無二である」ーー筒井康隆
1960年代、日本。高度成長期の都市を精緻極まる鳥瞰図で記録した伝説のイラスト集が復活。内容を再構成し、サイズも大判にグレードアップした決定版。解説・福岡伸一。
本書に登場する都市
丸ノ内/霞が関/新宿/渋谷/札幌/盛岡/日光/軽井沢/横浜/鎌倉/箱根/熱海/新潟/金沢/名古屋/奈良/京都/大阪/和歌山/神戸/岡山/松江/広島/尾道/高知/松山/別府/福岡/長崎/鹿児島......
著者について
まなべ ひろし/1932-2000年。愛媛県生まれ。多摩美術大学油画科卒。イラストレーターとしてシャープで緻密な画風で小説などの挿絵、装幀を数多く手がけたほか、日本万国博への参画、バイコロジーの提唱、文明批評的エッセイの分野でも大きな足跡を残す。著書に『寝台と十字架』、『2001年の日本』、『超発明』、『歩行文明』、『真鍋博のプラネタリウム 星新一の插絵たち』など。