なぜ、今、プロバイオティクスなのか。50年前は衛生環境が悪く、多くの種類の最近や微生物が口から侵入していた。病原菌も少なからず入っていたが善玉菌も多く含まれており、日常的に十分な数のプロバイオティクスを摂取していたのだ。衛生環境が劇的に改善され、生きた細菌を経口摂取しなくなった現代人こそ、意識してプロバイオティクスを摂取しなければならない。ウイルス感染症予防、歯周病、胃痛、便秘、肥満など、プロバイオティクスであらゆる不調に強くなれる!
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序章著者について
こが やすひろ/日本プロバイオティクス学会理事長。1978(昭和53)年、九州大学医学部卒業、同大学院にて医学博士取得。1991(平成3)年、九州大学生体防御医学研究所助教授を経て、1993(平成5)年、東海大学医学部感染症部門教授。2018年、定年にて退任。引き続き、同医学部消化器内科学客員教授。1998(平成10)年に現在の日本プロバイオティクス学会を設立し、理事長として同学会の発展運営に努めている。現在はプロバイオティクスの研究開発に従事。