"名医が教える究極の若返り" ぽっこりおなかも改善!!
あなたの「老け見え」を増殖させている悪い呼吸。ほんの少し改善するだけで、見た目も中身も一気に若返ります。
テレビで人気の医師が「呼吸力」のカンタンな鍛え方を伝授。毎日新聞購読者向けマガジン「私のまいにち」の大好評連載が待望の書籍化!
著者紹介
大谷義夫(おおたに・よしお)
1963(昭和38)年東京都生まれ。池袋大谷クリニック院長。医学博士、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本アレルギー学会専門医・指導医。日本内科学会総合内科専門医。群馬大学医学部卒業後、九段坂病院内科医長、東京医科歯科大学呼吸器内科医局長、同大学呼吸器内科兼任睡眠制御学講座准教授、米国ミシガン大学留学などを経て、2009(平成21)年に現クリニックを開院。著書に『長生きしたければのどを鍛えなさい』(SBクリエイティブ )『マスクつけるだけダイエット』(扶桑社)など多数ある。
目次
いつまでも若々しい人は、「呼吸力」がすごい!
第1章「呼吸力」で基礎代謝を上げて、ぽっこりおなかを引き締める!「猫背呼吸」「口呼吸」「多すぎ呼吸」の怖い弊害
浅い呼吸で換気量は約半分に
「口呼吸」は換気量が激減し、病気の原因になる
悪い呼吸は連鎖し、呼吸力を低下させる
姿勢と呼吸で、脂肪の代謝をスムーズに!
猫背が直ると人生が変わる
ぽっこりおなかは「サルコペニア」のはじまり?
呼吸がよくなるとやせやすい理由
「呼吸力+歩き方」で、ウオーキング効果がぐんとアップ
呼吸力を上げる姿勢は「骨盤を立てる」こと
胸を開き、骨盤を立てて「立つ」
背もたれを使わず骨盤を立てて「座る」
反り腰に注意
さっそうと「歩く」
呼吸筋を鍛えて肌や血管の若さを維持する
呼吸抵抗4倍のマスクで平均2キロダイエット
呼吸に負荷をかけるトレーニングのさまざまな効果
食べものを変えて「呼吸力」を鍛える
果物や野菜は食べるほどいい
魚のEPA、DHAは肺機能にもいい
加工肉を食べ過ぎない
肺機能を低下させない食べ方
のどの若さを保つ葉酸
風邪の初期にチキンスープ
玉ねぎの抗アレルギー作用と動脈硬化予防
ココアやチョコレートで動脈硬化を予防
トウガラシ、黒コショウは代謝を高め、せき反射をよくする
コーヒーに気管支拡張作用
はちみつの抗炎症・抗酸化作用
ヨーグルトの乳酸菌ととろみがのどを潤す
花粉症に効く玉ねぎハニー
緑茶で抗菌作用とリラックス効果
第2章 「呼吸力」で病気を防いで、カラダを老化から守る!「長引くせき」は、肺の老化を招く
気道過敏を放置すると、せきぜんそくに
20代の大学生の肺が、95歳の状態に
せきぜんそくを増加させている「四重苦」の状態とは
誤嚥性肺炎は「飲みこみ力」と「せき反射」で予防できる
50代から誰にでも起こる「誤嚥」とは
寝ている間に、唾液の誤嚥が起きている
「ゴックン」がうまくできる人は、のどの筋肉が若い
よく笑いよく話し「のどトレ」で全身の老化予防
食後のうたたねやうつぶせ寝も、実は危険だった!
口腔ケアで全身病を予防
のどの老化から起こる、いびきとSAS(睡眠時無呼吸症候群)
睡眠時無呼吸は生活習慣病のリスク
寝返り、横向き寝のしやすい環境を作ろう
CPAPなどで積極的な治療を
たばこをやめて、肺年齢の老化を食い止めよう
たばこの粒子はPM2・5だった!
新型たばこの危険性は未知数
熱中症よりもっと怖い、夏血栓を見逃さないで
なぜか室内での熱中症が急増している!
なぜ、日本の夏に「汗トレ」が必要なのか
「夏血栓」は緊急事態。ビールの飲み過ぎも要因に
エコノミークラス症候群を予防する
第3章 冬春夏秋、「呼吸力」をアップする暮らし方
「冬」=風邪・インフルエンザを予防・撃退する環境
加湿器には水道水を使う
ウイルス感染経路に新たな事実!
緑茶を使った大谷式うがい
大谷式マスクの付け方と捨て方
初期の風邪なら、安静より軽い運動を
ビタミンDは呼吸器の感染症を予防する
予防接種についての考え方
65歳以上では2種の肺炎球菌ワクチンを
「春」=花粉症は早めの対処で症状を出さない
衣服とマスクで徹底ガード
減感作療法(舌下免疫療法)のすすめ
果物による口腔アレルギーにも注意を
「ジャバラ」のナリルチンがアレルギーを抑制する
「夏)」=カビ対策 呼吸しやすく、カラダを老けさせない家
風通しの悪い木造家屋、マンションの3階以下に繁殖
窓際の黒カビ、カーペットの裏のカビにも注意を
呼吸器内科医、週末は自宅調査するカビ探偵に
15分の送風でエアコン内部をカビさせない
「秋」=自律神経を整えて気象病を予防する
モーニングアタックはなぜ起こる
秋バテを乗り切るには
ダニを退治する掃除のコツ
ベッドサイドの空気清浄機は風邪も予防する
第4章「呼吸力」で自律神経を整えれば、心もカラダもずっと老けない
息苦しさの解消にマインドフルネスを取り入れる
呼吸で自律神経を整える
呼吸が気になるとき、心も疲れているかも
マインドフルネスでいるのは難しい
息苦しい社会だからこそ、よい呼吸を大切に
マインドフルネスな呼吸を日常に取り入れよう
呼吸瞑想はこんなときに
遠くをぼんやり見ると気持ちが落ち着く
歩くこと・体を動かすことも瞑想