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超高齢社会の未来 IT立国日本の挑戦
著者  小尾 敏夫、岩崎 尚子
発売日:2014年12月27日
配信日:2015年6月19日
ISBN:978-4-620-32285-8
判型:四六判
頁数:244頁
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書影:超高齢社会の未来 IT立国日本の挑戦
定価:1650円(税込)
電子書籍版定価:1320円(税込)
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本書は3年半前に出版した『シルバーICT革命が超高齢社会を救う』(毎日新聞社刊)の続編である。この間、世界は益々情報社会と高齢社会の融合に大きく舵を切った。世界の経済社会は大きなパラダイムシフトを迎え、社会は高齢化と共に情報化、サービス化、グローバル化、都市化が加速した。人類初の少子・超高齢・人口減少社会を迎えた日本の挑戦が世界の歴史を変えようとしている。特に、"超"高齢社会は国連加盟約200カ国の中で日本だけが直面しているオンリー・ワンで、先頭を走る日本の未来に世界中が注視している。

これまで日本は、バブル崩壊後の失われた20年、世界金融危機の"リーマン・ショック"、ギリシャの財政破たんに端を発した「欧州危機」、それに"東日本大震災"などの困難が続き、何とか乗り越えてきた。今後は老朽化する地球と高齢化する人類が新たな試練を受ける時が来る。そして、その山積する地球規模課題の解決ツールとなり得るのが、高齢社会と情報社会が融合するデジタル革命である。

角度を変えれば、巨大ビジネスの誕生である。ある投資銀行の試算では、シルバー市場は2050年に3000兆円の巨額に達すると推計されている。世界一の超高齢社会と情報社会が融合する日本の未来像、さらに歴史的系譜、現状、課題、展望を世界中の現場、国際会議、研究調査に基づきをまとめ上げたものである。本書を通して読者が総合的視点で21世紀最大な難題とは何か、どう解決できるのか、また成長戦略の巨大ビジネスの新潮流などをご理解いただきたい。

5人の賢者が語る日本の未来(第2部 対談)
 NTT 三浦惺会長
 JR東日本 清野智会長
 ライオン 藤重貞慶会長
 東京ガス 岡本毅会長
 21世紀職業財団 岩田喜美枝会長(元資生堂副社長)

目次

第1部 超高齢社会日本の挑戦

第1章⦿未知との遭遇―現状、課題、展望
第2章⦿2050年シルバー市場3000兆円ビジネスへの挑戦
第3章⦿高齢者の就労、社会参加、生きがい
第4章⦿地方創生とスマート・シルバー・コミュニティ
第5章⦿高齢化する人類、老朽化する地球を救えるか
第6章⦿世界一の中国シルバー市場と日本企業のチャンス


第2部 日本の未来を語る