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2022年9月11日号
芸能 昭和の歌姫「中森明菜」の「紅白歌合戦」での復帰はあるか
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 ファンの前から姿を消して5年。昭和の歌姫・中森明菜(57)をNHKが紅白の目玉として出演交渉に乗り出したとの情報が流れている。

「昨年、過去最低の視聴率を記録したNHK紅白歌合戦が、汚名挽回の切り札として明菜の出演交渉に乗り出しています」(音楽ライター)

 今年、デビュー40周年を迎えた明菜だが、2017年暮れのディナーショーを最後にファンの前から姿を消した。実兄が一部マスコミを通じて、連絡することを呼びかけているが、マネジャー兼恋人のK氏を通じて「会いたくない」と拒絶している。

「昨年末に90歳近くなる父親が大病を患った時も連絡がない。明菜は1995年に母親が死去した時点で中森家から籍を抜いた。27年間、家族とは断絶状態です」と言うのは女性誌記者。

「明菜は自分が稼いだカネを家族が湯水のように使ったと思い込んで、家族不信に陥っているんです」(同)

 明菜は89年7月に当時、近藤真彦との交際の末の自殺未遂後、所属事務所から独立。その後、何人もの芸能関係者に騙(だま)されて人間不信に陥った。2010年には体調不良で無期限活動休止。4年後のNHK紅白歌合戦で復帰したが、17年のディナーショーを最後にファンの前から姿を消した。

「都内のマンションに住んでいると言われていますが、目撃情報もない。それだけにファンからは完全復帰を望む声が高い。4月と7月にNHKで放送された過去のライブコンサートの高視聴率は復帰を望む声です」(明菜ファンの音楽プロデューサー)

 一方、NHKの紅白は昨年第2部の世帯視聴率の平均が34・3%と過去最低の視聴率。今年の紅白は汚名挽回のための目玉が必要。そこで白羽の矢が立ったのが明菜だったのだ。

「14年の紅白でニューヨークから中継されたのが最後のテレビ出演。その時、明菜を担ぎ出したプロデューサーを通じて明菜サイドに出演交渉しているようです」(明菜所属のレコード会社関係者)

 昭和の歌姫はこのまま伝説になるのか。復帰に注目だ。

(本多圭)

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