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2022年7月17日号
芸能 〝海洋散骨疑惑〟まで浮上した泉ピン子の「口は災いの元」?
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 女優の泉ピン子(74)が窮地だ。昨年4月、95歳で亡くなった脚本家・橋田壽賀子さんの〝海洋散骨疑惑〟が浮上し、親友の和田アキ子との関係もギクシャクしているという。

「ママと慕っていた橋田さんの遺骨をピン子は彼女の遺志を尊重し、海洋散骨したと公に報告。事実なら美談ですが、作り話。もはや、和田もかばいきれません」(2人を知るバラエティー番組スタッフ)

 売れないピン芸人だったピン子は橋田さんが原作・脚本担当した、1983〜84年のNHK朝の連続テレビ小説「おしん」に起用され女優としてブレーク。その後、TBS系の長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で〝橋田ファミリーの顔〟になった。

「『渡鬼〜』では橋田さんや番組プロデューサーの石井ふく子さんの威を借りた新人女優いじめなどの報道がありました。対してピン子は、泣きながら〝やってない〟と弁明。橋田さんはその言葉を信じていました」(当時の番組関係者)

 そうした中、和田はピン子を自身のラジオ番組やTBSの「アッコにおまかせ!」に出演させていた。

「というより、ピン子のゴリ押しを断れなかった」(芸能ライター)

 ピン子は和田と並び〝芸能界のご意見番〟と称されたが、実業家の前澤友作さんを〝こいつ〟呼ばわりしたり、中居正広の悪口を公言するなど評判は決して良くなかった。

「そのたびに和田はフォローしていた。だが昨年、ピン子のイジメで渡鬼を降ろされたえなりかずきを〝あのガキ〟呼ばわり。さすがの和田も引きました」(前出のスタッフ)

 常に和田をハラハラさせたピン子に橋田さんの〝海洋散骨疑惑〟が浮上。関係者によると「ピン子は橋田さんの骨など持っていません。何を散骨したのか」と疑問を呈する。

「これでは誰もピン子を相手にしない。和田も怖くて番組には出演させないと思います」(ドラマ関係者)

 ピン子のテレビ局出禁も現実味を帯びる。口は災の元か。

(本多圭)

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