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2021年11月 7日号
芸能 紅白総合司会に明石家さんま? 裏番組への気遣い消えて浮上説
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 2年ぶりに有観客で開催される大晦日(おおみそか)の「第72回NHK紅白歌合戦」の総合司会に、5年連続で内村光良(てるよし)(57)の内定情報が流れているが、ここに来てお笑い界の重鎮・明石家さんま(66)の名前が急浮上している。

「5年前から紅白のスタッフが、さんまに総合司会のオファーをしていたんですが、裏にさんまが所属する吉本興業のダウンタウンの番組『ガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)があった。その番組が今年は休止になったことで、紅白の総合司会に急浮上した」(音楽番組製作会社スタッフ)

 紅白の総合司会は、2017年から4年連続でお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良が務めている。

「今年は東京五輪・パラリンピックのスペシャルナビゲーターを担当したジャニーズ事務所の嵐・櫻井翔と相葉雅紀の2人が総合司会という話もあったんですが2人は〝紅白には嵐で出たい〟という気持ちが強く、今年も内村、桑子真帆コンビで内定したという情報が流れていた」(NHKに出入りしている芸能プロダクション関係者)

 さんまが浮上したワケとは。

「さんまはその昔、NHKの番組中のあくびが原因でNHKを出禁。13年に復活。16年から『明石家紅白!』のレギュラーを持ち、その頃から、NHKは紅白の司会のアプローチをしていた」(元紅白関係者)

 さんまはオファーに対して「年末年始は毎年、オーストラリアに行くから」と断っていたが吉本関係者は「真相は紅白の裏番組の〝ガキの使い〟だった」と言う。

「事務所の後輩たちが出演する番組に迷惑をかけるわけにはいかないでしょ。しかし、今年は〝ガキの使い〟が休止。断る理由がなくなった」(前出の吉本関係者)

 今回、演歌の大御所・五木ひろしが紅白不出場。寂しくなる紅白を、さんまが盛り上げるのか。NHKの判断に注目したい。

(本多圭)

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