編集長後記
今号の立命館アジア太平洋大学学長・出口治明(はるあき)さんの「私が病で『得たもの』『捨てたもの』」は励みになります。脳卒中に襲われた出口さん。半身麻痺(まひ)や言語障害が残ったものの、「前向きに生きる」ことだけを考えてリハビリに取り組み、今や電動車椅子を駆使し大分・別府で一人暮らしをしながら学長職に復帰しました。病を患った際、本当にやりたいことを見極めて、何を捨てるかが大事だと語っています。
本誌は、10月から価格改定をします。長期間、社内で議論を尽くしました。まことに読者の皆さまにはご負担をおかけしますが、創刊101年目に向け、読者とともに一層の誌面の充実を図っていきます。
(城倉由光)
◇定価改定のお知らせ
『サンデー毎日』は1922(大正11)年4月以来、時代と向き合って読者とともに歩み、今年4月に創刊100年を迎えることができました。
昨今、用紙代のほか諸経費が軒並み値上がりしています。コスト低減に努めてまいりましたが、持続可能な媒体として次の100年を目指すために価格の改定をせざるをえないと判断いたしました。つきましては、誠に心苦しい限りではございますが、2022年10月16-23日合併号(10月4日発売)から価格を下記に改定いたします。
10月以降は「みんなのウエルビーイング」を掲げ、皆さまの人生や生活により一層寄り添う記事を提供していきます。
何卒ご理解賜り、従前通りご愛読くださいますようお願い申し上げます。