編集長後記
今号から「寺島実郎の宗教との対話」シリーズがスタートしました。1〜2カ月に1回程度のペースで宗教者、宗教学者と対話をしていきます。安倍元首相の銃撃事件やウクライナ戦争の根底には、宗教がもたらす恐ろしさがある一方、人間のレジリエンス(心の回復力)としての大きな可能性があると寺島氏は述べ、「時代を生き抜く力」としての宗教論を展開していくといいます。「見えないもの」に心を留める大切さを訴えていくシリーズです。ご期待ください。
それにしても、国会での議論もなしに元首相の「国葬」を決めたり、大慌ての改造人事などを見るにつけ、岸田首相から「自制」の精神が感じられません。
(城倉由光)