お知らせ

サンデー毎日7月17・24日合併号は7月5日発売。

2022.07.05

編集長後記
 今号「倉重篤郎のニュース最前線」の記事に「ニッポンは例外状況に突入」とあります。ドイツの法学者カール・シュミットの『政治神学』(未来社)冒頭の一節「主権者とは、例外状況にかんして決定をくだす者をいう」から引いています。この書は、いわば非常事態における権力の主体について考察したものです。シュミットといえば、ナチスに利用された〝危ない思想家〟とのイメージがありますが、コロナ禍以来、時折言及されています。

 ウクライナ戦争勃発後、台湾有事や核危機、地球温暖化、狂乱物価など難題は待ったなしです。参院選後も何が「普通」で、何が「例外状況」なのか、冷静に見きわめる目が必要でしょう。

(城倉由光)