編集長後記
「プーチン支持率が83%」
ロシアの独立系世論調査機関レバダセンターの面接調査の結果が報じられています。今号で「参院選予測」をした選挙プランナーの三浦博史氏は、こう分析しています。
「報道によれば面接調査は1632人でしたが、多くの回答拒否もあったといいます。意図的な拒否でしょう。言論統制が強まるロシアでプーチン不支持など公言できるわけがない。世論調査という名のプロパガンダになってしまっているのではないでしょうか」
ウクライナ侵攻の先行きが不透明な中、「情報戦」はますます熾烈(しれつ)になっていきそうです。誤情報の氾濫も含め、情報の「真偽」を見きわめていきたいと思います。
(城倉由光)