お知らせ

サンデー毎日12月26日号は12月14日発売。

2021.12.14

編集長後記
 国民健康保険の保険料をめぐる自治体の懲罰的な取り立ての背景には、政治が個人に自己責任や自助を求め過ぎる、今の社会性があるように思う。保険料を支払えないのは、当人の自己責任であるという考え方だ。

 今号では、仕事が減った生活で保険料を滞納し、その結果アルバイトの給料を差し押さえられたケースが紹介された。違法性の高い差し押さえにもかかわらず「泣き寝入り」を強いられている。

 10月17日号では、「もう国保の制度が破綻しているんです」とつぶやく自治体の窓口職員の姿が描かれた。かかわる多くの人が制度の矛盾に気づいている。それでも国は、見て見ぬふりを続ける。

(坂巻士朗)