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サンデー毎日10月31日号は10月19日発売。

2021.10.19

編集長後記
 新型コロナウイルスの感染者が急激に減った今は忘れがちだが、まん延する間に大きく傷ついていたのは、声を上げづらい子どもたちだった。

 文部科学省の調査によると、昨年度、小中学生と高校生の約3万人が自主的に登校を控えた。小中高生の自殺者も最多の415人に上った。登校したり友達と過ごしたりという日常を失った子どもたちに、行政も周囲の大人たちも十分な目配りができていただろうか。

 元文科次官の前川喜平氏は『権力は腐敗する』で、昨春の一斉休校について、安倍晋三首相(当時)による「非科学的で場当たり的」な対応と指弾する。衆院選が始まる。次の世代のための政策にも注目したい。

(坂巻士朗)