対談詳細

艶もたけなわ
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ビリー・バンバン デュオ歌手

2017年12月24日号

阿木燿子の艶もたけなわ 183 

「白いブランコ」や「また君に恋してる」など、数々の名曲で知られる兄弟デュオ「ビリー・バンバン」。2014年に兄の孝さんは脳出血、弟の進さんは大腸がんを患いましたが、病を克服して復活しました。幅広い年齢層をファンに持ち、長く愛される彼らの曲のヒミツとは――。常に明るく、笑いが絶えないトーク満載です。

 ◇師匠の言葉「君達は兄弟でやることに意味がある」が心の中に残ってました。

 ◇お二人の声は透明感の中にも色気があって、大人の男性の包容力とか優しさが伝わります。

 ◇浜口庫之助先生が言ってくれたんだけど「君達はその声を大事にしなさい」って。

阿木 ビリー・バンバンのお二人とは、NHKテレビの福祉番組(注1)でお目にかかったばかりですが、お兄さんの孝さんも、弟の進さんも大病をなさったんですよね。
 3年前、僕はステージ3の大腸がんを患いまして。
 弟に遅れること2カ月で、僕は脳出血で倒れたんです。
阿木 大変でしたね。でも、今はお二人共、本当にお元気そうで。テレビ番組の収録の時、年末にかけてコンサートが30カ所あるとおっしゃってましたよね。凄(すご)くお忙しそうですね。
孝 僕らもう70代なのに、デビューの時と同じくらい忙しいかもしれないね。
 会場に行くと、お客さんがとても喜んでくれて、終わった後はCDとかDVDが売れるんです。
 今年、出した本もあるしね。
阿木 『さよなら涙 リハビリ・バンバン(注2)』ですね。タイトルが言い得て妙(笑)。
 それ、僕が付けたの。お兄さんが脳出血で倒れて、僕が一人でステージをやらなきゃいけない時、「兄は今、脳出血で倒れて、リハビリを一生懸命やってます。車椅子を外して歩けるまで、ビリー・バンバン改め、リハビリ・バンバンで頑張ります」って言ったら、ウケちゃって(笑)。
 人を笑い者にして、まったく何だよ(笑)。
阿木 さすが孝さん、軽妙な突っ込みがおかしい(笑)。それにしてもビリー・バンバンのファン層って、広いでしょう?
 まずお母さんが僕達のファンになってくれて、それに倣って娘さん、お孫さんまでコンサートに来てくれて。親子3代なんて人達も居ます。
阿木 アーティストが年を取ると、ファンも一緒に高齢化するものですが、広がりがあっていいですね。そもそも歌手になろうと思ったのは、進さんのほうなんですよね?
 そう、僕のほうが先だよね。中学でアメリカンポップスにはまって、その頃から、歌で生きていきたいと思ってたからね。
 僕はまったく思わなかった。僕達の歌の師匠は、作曲家の浜口庫之助先生なんだけど、先生に会って、リズムの話とかを聞いて面白いな、凄く科学的だなと思ったんだ。もともと僕は理系の頭をしているので、なるほど、と思うことが多くて。だから、浜口先生と会わなかったら、絶対今の僕はいないね。

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