対談詳細

艶もたけなわ
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和田秀樹 精神科医

2017年12月10日号

阿木燿子の艶もたけなわ 181 

 高齢者専門の精神科医として活躍する一方で、予備校の代表を務め「受験術」の本を多数出版。加えて評論家、映画監督も務めるなどマルチな活動で知られる和田秀樹さん。今回の対談では、東京大受験の(秘)エピソードをはじめ、"高齢者受難時代"の到来に警鐘を鳴らしています。速射砲さながらの"和田節"に阿木さんもたじたじです。

  •  ◇お年寄りは生産をせずに、消費をしてくれるありがたい存在のはずなんです。
  •  ◇今や日本は、超高齢社会に突入して、その構造の歪みが社会問題になっています。
  •  ◇まるで高齢者は社会のお荷物みたいな言われ方をしていますが、それは正しくない。

阿木 和田先生は老人を専門に扱われる精神科医でいらっしゃるのに、何と「受験のシンデレラ」という映画をお撮りになり、モナコ国際映画祭で、最優秀作品賞を受賞なさったんですよね。どんなストーリーだったんですか?
和田 受験のカリスマと呼ばれていた大金持ちの予備校の経営者が、余命1年半のがんの宣告を受けるんです。その彼がたまたま知り合った貧しい少女に、受験のテクニックを教え、彼女を東大に受からせるという話なんです。
阿木 まさにシンデレラストーリーですね。原案は先生が?
和田 そうですね。受験については僕、詳しかったので。
阿木 先生は受験に関する本をたくさん出していらっしゃる。確か、初めて出版なさった本のタイトルも『受験は要領』(笑)。
和田 実は、僕には学校の成績が悪い弟がおりまして、小学校の低学年時代に教師から特別支援学校に行くことを勧められたんです。中学受験に失敗して、高2の終わりの時点で関西の私大レベルの成績だった弟が何を思ったか、「兄貴が受かったんやから、僕も東大に行けるはずや」と。要するに、自分の成績が芳しくないのは現在通っている学校のせいではないか、と考えたようです。それで僕に、僕の出身校である灘校の受験勉強のやり方を教えてくれって言ってきたんです。
阿木 先生は進学校で有名な灘校に、優秀な成績でお入りになったんですよね?
和田 入学した時は5番でした。でも、中1の終わりには、120番台になっていました(笑)。

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