対談詳細

艶もたけなわ
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佐々木圭一 コピーライター

2017年11月 5日号

阿木燿子の艶もたけなわ 176

 累計121万部の『伝え方が9割』は、発売から4年がたってもなお売れ続けているロングセラー本です。著者の佐々木圭一さんは、コピーライターだけに"言葉の魔術師"と思いきや、コミュニケーションが苦手な理系人間だったそうです。その佐々木さんが研究・分析してたどり着いた"ヒットの法則"についてとことん聞きました。

  •  ◇僕は言葉で自分の気持ちを伝えるのが苦手だったんです。
  •  ◇理系の思考回路をお持ちだからこそ、伝え方のセオリーを発見できたのかも。
  •  ◇新聞や本で、ちょっといいなと思った言葉をずっとノートに書き留めていたんです。

佐々木 ドキドキします。伝説の方と同じ空気を吸うなんて。幸せです。
阿木 そんなそんな。ただ音楽業界に長く居るというだけで。
佐々木 何しろ日本の歌謡曲のステージを変えた方ですからね。
阿木 ありがとうございます。そんなふうに言って頂いて、恐縮です(笑)。私のほうこそ今日は楽しみにしていました。佐々木さんが書かれた『伝え方が9割』を読ませて頂き、目から鱗(うろこ)がポロポロ落ちましたから。私が無意識にやっていたことが、こうして体系立てて書かれていると、うーん、そういうことだったんだと、改めて納得したり。
佐々木 例えば、どういうところですか?
阿木 山口百恵さんが歌ってくださった「横須賀ストーリー」のサビの部分、「これっきり これっきり もうこれっきりですか」というフレーズは、「リピート法」だったんだなと。このご本では、伝え方には法則があるとして、「サプライズ法」「ギャップ法」「赤裸裸法」「クライマックス法」そして「リピート法」の五つに分けていますよね。
佐々木 僕が何でこんなことを考えたかというと、元々僕は言葉で自分の気持ちを伝えるのが苦手だったんです。学生時代、国語は2という成績で。

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