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艶もたけなわ
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新藤晴一 ミュージシャン

2017年9月17日号

阿木燿子の艶もたけなわ 169 

 ロックバンド「ポルノグラフィティ」は1999年にメジャーデビュー。以来、「アポロ」「サウダージ」「アゲハ蝶」などヒット曲を連発。そのヒット曲の作詞を手掛けたのは、メンバーの新藤晴一さん。音楽以外にも作家として活動を続け、新作『ルールズ』(マガジンハウス)を発表したばかり。ヒットメーカー・新藤さんの創作の源泉に迫ります。

  •  ◇同じ言葉の仕事でも、詞と小説とでは「使う脳」の部位が違う感じですよね。
  •  ◇(「ポルノ」の)昭仁さんとは高校生からなのよね。お二人は、今や阿吽の呼吸?
  •  ◇多少、詞とメロディーにギャップがあっても、何とかしてくれる、という信頼感がある。

阿木 今日は、人気ロックバンド「ポルノグラフィティ」(以下、「ポルノ」)のギタリストであり作詞家の新藤晴一さんというより、小説家として、いろいろお話を伺いたいのですが。初めての小説『時の尾』から、今回の作品までどのくらい経(た)ちましたか?
新藤 7年ですね。
阿木 もう、そんなに?
新藤 僕も大人になりました。
阿木 私は高齢者になりました(笑)。
新藤 いえいえ、お変わりなくて。
阿木 この度、上梓(じょうし)なさった小説『ルールズ』、凄(すご)く面白かったです。
新藤 お忙しいのに読んでくださって、ありがとうございます。
阿木 『時の尾』はファンタジックなお話でしたけど、今回のは主人公がミュージシャンということもあり、リアルな感じがしました。ご自分と重なる部分って?
新藤 結構ありましたね。編集の方から、こういうテーマで、と言われたんですけど、実生活とあまりに近過ぎるので、本当は避けたかったんです。でも、逆に挑戦でもあるかなと。
阿木 そうですよね、近過ぎると、虚実の配分に気を使うというか。そういう意味では、ハラオンというギタリストの設定が凄く面白い。彼は中国人の少年で、世界的なギタリストの完コピができる。ハラオンの特殊能力は幼い頃に培われたもので、彼の住んでいた村は全員が音楽家なんですよね。あの音楽村は、架空の村ですよね。

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