対談詳細

艶もたけなわ
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大野真司 がん研究会有明病院乳腺センター長

2017年4月 2日号

阿木燿子の艶もたけなわ147 

 乳がん治療の"名医"と評される大野真司さんは、患者との信頼関係を築き上げることに力を入れています。阿木さんは、友人が大野さんに診てもらって以来、「励ましドクター」の大野さんの活動に関心を抱き続け、今回、対談が実現しました。女性はもちろん、身近に大切な女性がいる男性も、ぜひご一読ください。

  •  ◇「乳がん」を専門にしたのは、母親を亡くした子供のブログを見たのがきっかけです。
  •  ◇励まし上手なドクターがいらっしゃるのなら、ぜひ、お話を伺ってみたいなと思って。
  •  ◇病気を持った人として接すると「あー、大変でしたね」という一言が口を突いて出ます。

阿木 先生が襟に付けていらっしゃるピンクとグリーンのバッジ、可愛らしいですね。
大野 あー、これですか。これは今、がんの臨床試験を世界の医療機関が、力を合わせてやっているんですが、五大陸が手を結んでいることを表したバッジなんです。
阿木 現在、先生はがん研究会有明病院の乳腺センターのセンター長でいらっしゃいますが、乳がんは日本で増えているんですか?
大野 この20年間、2倍ぐらいになっています。
阿木 かなりのスピードですね。所得倍増の数字ならともかく、まったくありがたくない(笑)。
大野 たとえば欧米では8人に1人、日本は11人に1人。だいぶ近づいています。
阿木 原因として考えられるのは、やはり食生活やライフスタイルの変化ですか?
大野 ライフスタイルは大きいでしょうね。その証拠に、西海岸やハワイに住んでいる日系3世の乳がんの発症率は、欧米人と同じなんです。DNA的には、完全に日本人なんですけどね。
阿木 実は今回、私がこうして先生にお目にかからせて頂いているのは、ひとつ、きっかけがありまして。私の友人にステージ4の乳がんの女性が居て、彼女が先生にセカンドオピニオンをお願いしたんです。そうしたら、とても元気になって、私、治ると思うの、と言うんです。その表情が明るく生き生きしていたので、そんな励まし上手なドクターがいらっしゃるのなら、ぜひ、お話を伺ってみたいなと思って。

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