対談詳細

艶もたけなわ
loading...

下重暁子 作家

2017年1月29日号

阿木燿子の艶もたけなわ 138 

 家族という「役割」に疲弊している
ニッポン社会の現状を鋭く活写したベストセラー新書『家族という病』の著者、下重暁子さん。改めて、"家族という呪縛"についてお伺いしました。加えて、花形アナウンサーから作家への転身の軌跡を聞いたところ、ご自身は「クモのように......」という意外な答えが返ってきました。果たして、その意味とは――。

  •  ◇私はね、連れ合いとは、できるだけ"水臭い関係"がいいと思ってるんです。
  •  ◇下重さんのお話を伺うと、真の意味での家族が、どれだけいるのか心配になります。
  •  ◇私、真の家族って、血のつながりじゃなく、心のつながりだと思うんです。

下重 ねっ、これ、どうかしら、きれいでしょう。
阿木 わっ、爪のお手入れを、ちゃんとなさってらっしゃるんですね。ネイルと石の配色が素敵(すてき)!
下重 私、最近、シンプルなネイルアートに凝ってるの。
阿木 ご自分で?
下重 いえいえ、自分じゃとても(笑)。月イチで美容室に行くんですけど、その時にデザインを変えてもらうんですよ。
阿木 それ、1カ月持つんですか? 私、やったことがなくて。爪をデコラティブに飾っている人を見ると、マメだなって、思うんですけど(笑)。
下重 私も普段は面倒くさがり屋なんですけどね、今日は阿木さんにお目にかかるので、頑張って着物に合わせてきたんですよ。
阿木 ありがとうございます。今、私の手元にある『家族という病2』の本の帯でも、下重さんは素敵にお着物を着こなしてらして。このご本のタイトル、インパクトが強いですね。
下重 担当の編集者が付けてくれたんですよ。
阿木 家族の下に絆とか形とかいう言葉が来れば、そんなに気にならないかもしれませんが、病となると、「何だろう」とつい手に取ってみたくなる。
下重 最初、出版社から人生論みたいな本を出しませんか、と打診されたんですけど、人様に偉そうなことを言うのも気が引けるし、とお断りしたんです。じゃ、何か他にありませんか、と聞かれて、ある雑誌で連載していた、家族をテーマにしたエッセーを見せたら、これでいきましょう、って。
阿木 『家族という病』は、2015年の年間ベストセラーの新書第1位に輝いたわけですけど、そこまで売れたということは、家族とは何ぞや、という問い掛けを、私達が持たざるを得ない時代だということでしょうか?

政治・社会

くらし・健康

国際

スポーツ・芸能

対談

  • 艶もたけなわ

    田中麗奈 女優

    2018年5月20日号

    阿木燿子の艶もたけなわ/202   清涼飲料水のCMで初代イメージキャラクターを務め...

コラム