対談詳細

艶もたけなわ
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萱野稔人 津田塾大教授

2016年12月25日号

阿木燿子の艶もたけなわ 134 

 女子大のイケメン教授で、ワイドショーのコメンテーターとしても知られる萱野稔人さん。タイムリーな時事問題になると、その甘いマスクとは裏腹に、舌鋒鋭い若手論客の顔が光ります。米国次期大統領、トランプ氏の話題から哲学者の現実、さらに女子大で初となる総合政策学部の中身など盛りだくさんでお届けします。

  •  ◇これからは社会の仕組みを作る側にも、多くの女性が進出すべきです。
  •  ◇女子大の教授なんていったら、周りの男性達から羨ましがられませんか(笑)。
  •  ◇羨ましがってくれる友人すら居ない。って、変なこと言わせないでくださいよ(笑)。

阿木 うわっ、萱野先生から「素敵オーラ」が立ち上っています! こうして実際にお目にかかると、とてもカッコ良い方なんですね。
萱野 ありがとうございます。オーラなんて言われたの、初めてです(笑)。
阿木 スーツ姿が決まっていらっしゃって、紫色のネクタイもよくお似合いです。
萱野 そんなふうにおっしゃって頂くと、何とお答えしてよいか困ってしまいます。えー、今日はよろしくお願いします(笑)。
阿木 こちらこそ。先生があまり素敵なので、すっかりミーハーになってしまいました。失礼しました(笑)。早速なんですけど、先日、ドナルド・トランプ氏が次期アメリカ大統領に選出されましたよね。私、まさか、と思っていたので、ニュース速報を見ながら、ショックで目眩(めまい)がしそうでした。これから世界はどうなっていくのだろうか、と。先生はどうお感じになられましたか?
萱野 今回の大統領選での問題は、二つあると思うんです。なぜトランプ氏が選ばれたかということと、それによって日米間はもちろん、世界はどう変わってゆくのかということ。でも、私は後者の問題に関しては、あまり心配していないんです。
阿木 それはどういう理由で?
萱野 選挙中にトランプ氏が口にしていた乱暴な発言は、彼流のリップサービスの部分が多いと思うんですよ。
阿木 つまり戦略?
萱野 そうですね。彼は政治家としての経歴が無い中で、共和党の予備選を勝ち抜き、大統領まで上り詰めなくてはいけなかった。それには、これまでの共和党主流派以外の支持層を掘り起こさなくてはなりませんでした。そこで、あえて滅茶苦茶(めちゃくちゃ)とも思える過激な発言を重ねて、自分を強く印象づけた。なので、彼の本心はあそこまで極端ではないと思います。

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