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艶もたけなわ
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が~まるちょば サイレントコメディー・デュオ

2016年10月30日号

阿木燿子の艶もたけなわ126 

 言葉を使わないパントマイムの掛け合いで観る人を笑わせ、時にホロリとさせるのが「が~まるちょば」のお二人。その実力は先に海外で認められ、逆輸入という形で日本で人気が出ました。パフォーマンスのレベルの高さは、阿木さんも太鼓判。デュオ結成から17年─。一見コワモテの風貌ですが、真摯に芸を追求し、新たなる世界を開拓します。

  •  ◇サイレントコメディーは発明。僕ら二人だからこそ、できるんです。
  •  ◇言葉のない世界なのにすごく饒舌。動きでいろんな感情が伝わってきます。
  •  ◇お客さんのイマジネーションを借りて、時空を飛び越えるんです。

阿木 カラーでご紹介できないのが残念ですが、金髪のモヒカンがヒロポンさん、赤がケッチ!さん。あのー、トサカのように立っている部分は地毛ですよね。
HIRO-PON (以下ヒロポン)そうです。正真正銘の(笑)。
ケッチ! たまにヘアスタイルを変えたいと思うんですけど、僕たちのトレードマークなもので。
阿木 お二人は、パントマイムと笑いを組み合わせた独特のパフォーマンスで、世界を舞台に大活躍。独自に「サイレントコメディー」という言葉を生み出されたんですよね。
ヒロポン 僕らは純粋にパントマイムをやっているんですけど、コンビを組んだ時に、あえてパントマイムという言葉は使わずにサイレントコメディーにしたんです。聞いた人が、何だかわからないけど面白そうだなって興味持ってくれるようにと。
ケッチ! 一人でも多くの人に観てもらい、評価してもらえたらと思ったんです。
阿木 パントマイムだと、敬遠される?
ヒロポン そうですね。パントマイムって、世界的にマイナーで暗いイメージが付きまとうみたいで。
阿木 ピエロに象徴される、もの悲しい感じですよね。
ヒロポン ピエロと聞いてマルセル・マルソーさんを思い出す方も多いと思いますが、彼の印象が強すぎて。実際にはさまざまな表現方法、見せ方があるんですけどね。
阿木 マルセル・マルソーなんて、何と懐かしい名前。"沈黙の詩人"と呼ばれたパントマイム・アーティストですよね。彼のピエロ化粧には、哀愁が漂っていました。
ケッチ! だから二の足を踏んじゃうお客さんがいるんです。「あ、パントマイムって喋(しゃべ)らなくて、悲しいやつ。じゃあ、観なくてもいいかな」って。
阿木 観る前に判断されるのは、辛(つら)いですよね。お二人の舞台はエネルギッシュで、笑いありホロリとさせるところあり、展開がスピーディーでとても楽しいのにね。
ヒロポン 言葉を使わないからこそ、言葉以上のものが伝わって、お客さんと感動を共有できるというか。そこが、パントマイムの面白いところなんですけどね。

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