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艶もたけなわ
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研ナオコ 歌手

2016年3月 6日号
 昨年、デビュー45周年を迎えた研ナオコさん。切ない女心を歌う"失恋ソングの女王"は今なお健在です。一方で、爆笑トークの楽しいキャラも魅力。その二面性を備えた研さんと阿木さんは、浅からぬご縁で繋がっていました。笑顔の陰に隠された秘話からエピソードが盛りだくさん。最後は、研さんの"マル秘"夢告白まで飛び出しました!

 ◇実は私、将来はアメリカでコメディーをやりたいんです。
 ◇歌が売れるとお笑いはやりたくないっていうのがよくあるケースだと思うのですが。
 ◇私はどちらが欠けても、研ナオコではないと思っています。


阿木 去年はデビュー45周年。記念コンサートをDVDで拝見させていただきましたが、私の頭の中で越路吹雪さんのステージがオーバーラップしました。
研 えっ! 本当ですか? うれしい。でも私、自分ではまだまだだと思っているんです。
阿木 ファッションもうっとりで、何回も着替えていらっしゃったでしょう? ゴージャスで、ナオコさんならではの独特の世界が広がって、本当にステキでした。
研 私は、デビュー5年目に阿木さんと宇崎(竜童)さんから「愚図(ぐず)」をいただいて、歌に対する姿勢が変わりました。それまではただ単に歌が好きで歌っていたんですが、歌は「伝えるもの」なんだって初めて知ったんです。
阿木 あの歌を大事にしてくださって、すごくうれしいです。私たち夫婦にとっても、あれはとても思い出深い曲で。というのも、プロの作詞、作曲家としてお仕事をさせていただいた初めての曲なんです。ナオコさんが依頼主の第1号(笑)。
研 「愚図」はずっと歌い続けています。あの曲がなかったら、今の「研ナオコ」はいませんから。
阿木 そう言っていただくと、作詞家冥利に尽きます。でも、その後のヒット曲を並べてみると、ナオコさんは"失恋ソングの女王"(笑)。
研 ハハハ。確かに!(笑)
阿木 たとえば、中島みゆきさんがお書きになった「LA〓LA〓LA」だってアップテンポで楽しそうな曲調だけど、詞の内容は決して?
研 そうですよね(笑)。でも、最近、どの路線で行けばいいのか、悩んだりしてます。
阿木 そうですか? 去年出されたCD「雨のち晴れ、ときどき涙((注))」に収録されている「アカシアの雨がやむとき」を聴いたとき、あッ、この感じ、今のナオコさんにぴったりだって感じましたけど。オリジナルは西田佐知子さんですよね。でも、すっかり"ナオコ・ワールド"になっていて、アルバム全体のアレンジもオシャレだし、また新たな境地を見いだされたな、という印象を持ちましたが。
研 そういえば最近、同じようなことを言われました。ジャズっぽい感じの歌謡曲が向いているねって。
阿木 ナオコさんが醸し出す雰囲気って、オシャレなの。演歌じゃないし、Jポップでも、ちょっと大人の感じでアンニュイなイメージ。それが「アカシア」には凝縮されていて、この方向性は大いにアリだなって。
研 元々、私はこの歌が大好きだったんです。でも歌って、長く続ければ続けるほど難しくなりますね。詞の解釈が変わってきたりすると、歌い方がおのずから変わってきて。だから今、私は迷子になっているんです(笑)。
阿木 でも、コンサートの映像を拝見すると、ノリにノッてらっしゃって(笑)。「CDが売れて売れて〜」って(笑)。
研 ハハハ。売り切れ続出で、うれしい限りではありますけど(笑)。
阿木 その中で、今なお暗中模索なんて、謙虚ですね。
研 毎回、歌い方が違ったりするんです。多分、歌い続けていく限り、消えない悩みなのかなって。
阿木 ところで、45周年記念コンサートは、100カ所回られるそうですが、もうかなり?

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