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スポーツ 2場所連続で2横綱が不在に「空位時代」いよいよ現実味?

2020年11月29日号

 番付から横綱が消えてしまう? そんな事態が現実味を帯びてきた。

 11月8日に東京・両国国技館で初日を迎えた大相撲11月場所は、白鵬(35)=宮城野部屋=と鶴竜(35)=陸奥部屋=の2横綱が初日から休場し、9月の秋場所に続いて横綱不在の場所となった。複数の全横綱が2場所連続で初日から休むのは、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降初めてだ。日本相撲協会や横綱審議委員会(横審)では、最近休場が多い両横綱に対する厳しい見方が強まっている。来年1月の初場所への対処次第で2横綱の進退問題が浮上するのは必至だ。

 白鵬は8月に内視鏡手術を受けた右膝の状態が完全には回復せず、鶴竜も故障を抱えている腰の状態が悪化したとして休場を決めた。特に歴代最多44度の幕内優勝を誇る白鵬は、自身初の3場所連続休場で通算17度目となる。

 横綱はいくら休場しても陥落はない。それだけに結果を出せなければ引退が待っている。白鵬は「出た場所はいい成績を残している」と話していたが、来年初場所も休場、もしくは成績が悪かったら、協会や横審は黙っているまい。

「横綱」は必ずいなければならない存在ではなく、空位だった時代もあった。近年では92年夏場所から翌年初場所までの5場所で、一人横綱だった北勝海の引退から曙の昇進までの間だ。千代の富士や旭富士、大乃国の相次ぐ引退に世代交代が追いつかなかった。

 現在はどうか。後を襲うべき大関陣だが、先場所優勝の正代(29)=時津風部屋=は初日から不安定な内容で、5日目からは左足首の負傷で休場した。安定感が出てきた朝乃山(26)=高砂部屋=も右肩を負傷して3日目から休場。最も若い貴景勝(24)=千賀ノ浦部屋=は先場所12勝を挙げたものの、7月場所はカド番脱出がやっとだった。いずれの大関とも、どこか決め手を欠く。やはり、ここは横綱に「壁」となって鍛えてほしいのだが。

(水木圭)

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