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ナニワの女帝 上沼恵美子の素顔と野望

2020年11月29日号

 芸能界の〝東の女帝〟が黒柳徹子(87)なら、〝西の女帝〟は上沼恵美子(65)で間違いない。今夏、冠番組が突然終了し、その理由を巡って話題になった。一方、「上沼はある野望を抱いている」という話がある。実現すれば、コロナ禍の中で明るいニュースになりそうだ。

 最近の話題は、上沼が出演してきた長寿番組「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)が突然、打ち切りになったことだ。大阪の放送業界紙記者が言う。

「25年間にわたり、しかも65歳にしてこれだけの冠番組を持てたというのは、さすが〝西の女帝〟と呼ばれるゆえんです」

 週刊誌やスポーツ紙は「ブチ切れ降板」「逆ギレ降板」と書き立てた。毒舌が売りの上沼とはいえ、暴走が行き過ぎているという趣旨だが、放送終了の真相は今もはっきりしない。大阪の芸能関係者はこう振り返る。

「突如でしたんで、騒動にもなりますわ。しかも、放送最終日(7月24日)にもこれといったセレモニーはなく、番組の最後に上沼さんが『1000回を超えて続けることができたのは、支えてくださった視聴者の皆さんのおかげです。本当にありがとうございました』なんて言う。ホンマ、たわいもないコメント(のテロップ)が画面に映し出されただけやで。そりゃあっけない幕切れやったわ」

 何があったのか。関テレは「無観客やゲストの人数を減らしたことで思うようなトークができなくなった」などとし、コロナ禍の影響としている。

 しかし、その説明を真に受ける関係者は見当たらない。ことの経緯は6月29日放送の「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)に遡(さかのぼ)る。上沼は番組の冒頭で、同番組に出演する漫才コンビ「キングコング」の梶原雄太(40)が自身の都合で降板すると語った。ところが、梶原は放送直後に否定。上沼が一方的に降板を発表したことが「パワハラ」と報じられた。

 実は梶原は「えみちゃんねる」の準レギュラーでもあった。関テレの幹部は出演者2人のトラブルを無視できず、上沼と話し合うことにした。事情を知る大阪の放送記者が言う。

「上沼さんは関テレ側に『不満があるなら何でも言うてほしい』と伝えたそうです。そこで、関テレ側が現場の意見を聞いたところ、不満が出るわ出るわで、上沼さんについて『もう勘弁してくれないか』という意見まであった。それを聞かされた上沼さんが『だったら辞める』と言い出し、番組が打ち切りになったといわれてんですわ」

 ただ、この記者は、上沼だけを責めるのは酷だという意見だ。

「上沼さんに問題があったことは事実ですが、あれだけの大物やから現場が多少の不満を持つのは無理もない。関テレ側がそれをどう伝えたのか正確には分かりませんが、結果から振り返れば、上沼さんの性格を見誤ったんと違いますか。主役の上沼さんが『降りる』言うたら代わる人はいません。番組がなくなったら、当然、スタッフは職を失ってしまう。関テレの責任は大きいと思います」

 上沼にとって、信頼する「えみちゃんねる」のプロデューサーが異動になったり、長年のマネジャーが5月末に退職したりと、イラ立つことがあったようだ。それにしても、「ちょっと笑えぬ暴走ぶり」(大阪の放送関係者)だったという。

 上沼は放送終了から間もない7月27日、「こころ晴天」に出演して、「えみちゃんねるは私のライフワークだった」とし、関テレへの感謝の気持ちを表した。番組終了については、かつて同社の役員だった夫から「卒業の時期やな」と言われたことにショックを受けたとも語った。

 冒頭の放送業界紙記者によれば、世間が上沼に抱くイメージは本来の上沼とはだいぶ違う。

「神経質でナイーブな性格です。自分のことを〝コロナ鬱〟と笑いを取っていましたが、ここ最近は『こころ晴天』で弱音を漏らすことが増えています。来年以降の芸能活動に何らか変化があってもおかしくない。そう思います」

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