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追悼・筒美京平 昭和歌謡の「日本一」

2020年11月 1日号

ワイドショーの恋人/523=山田美保子

 約3000曲にのぼる日本の歌謡曲を生み出した筒美京平(本名・渡辺栄吉)さんが10月7日午後3時頃、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、都内の自宅で亡くなった。享年80。

 シングル曲39曲がオリコンで1位となり、売上総数は日本一の7560万枚にのぼるという。この記録は絶対に破られまい。いや、もし破られたとしても、申し訳ないが、内容と中身が違いすぎる。

 1960年代はグループサウンズのヴィレッジ・シンガーズやオックスらに曲を提供し、若い女性を熱狂させた。そうかと思えば、その年代の女子たちが頰を赤らめながら聴いた、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」やヒデとロザンナの「粋なうわさ」など、大人の歌を手がけた。

 70年代になると朝丘雪路の「雨がやんだら」や平山三紀(現・平山みき)の「真夏の出来事」など、その歌手の転機となる曲を数多く手がけ、南沙織や麻丘めぐみ、浅田美代子、郷ひろみ、岩崎宏美らのデビューからヒット歌手に巣立つまでを支え続けた。

 以前、阿久悠さんが亡くなられた時、「え? この曲も?」とジャンルの幅広さに驚いたことを書いた。その時代、時代に寄り添いながら表現や発信ができた方だからこそ、今、聴いても多くの人の心を揺さぶることができるのだろう。

 同じように筒美さんが、アニメ「怪物くん」や「サザエさん」の主題歌も作曲していらしたとは驚かされた。

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