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スポーツ レスリングの五輪枠めぐり明暗 土性は貫録勝ち、奥井は敗れる

2020年3月29日号

 レスリングの東京五輪代表を決めるプレーオフが3月8日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で行われ、女子68キロ級はリオデジャネイロ五輪の金メダリスト土性沙羅(25)=東新住建=が森川美和(20)=日体大=を破り2大会連続の代表を決めた。リオ五輪後、左肩を手術するなど怪我(けが)に苦しんだ土性は昨年12月の全日本選手権でも直前に膝を怪我し、準決勝で森川に敗れていた。この日は森川の「足取り」を返してバックを取ってポイントを奪い、堅いガードで守り切った。会場から出てくるなり「もうこんな試合、いや」と話しながらも喜び、会見では「世界選手権と全日本で負けて落ちるところまで落ちた。自分で取ってきた枠(国別出場権)を他人に取られるのは悔しかったから」と語った。

 土性は現在も至学館大で栄和人監督の指導を受けている。栄氏は試合会場に入らず、セコンドは東京五輪50㌔級代表を逸した同大学1年先輩の登坂絵莉と、代表を決めている川井梨紗子の「リオ五輪金メダリスト」コンビが務め声をからした。一方、森川サイドは日体大で指導している五輪4連覇の伊調馨がセコンドについていた。

 男子フリー74キロ級では乙黒圭祐(23)=自衛隊=が奥井眞生(まお)(24)=同=に勝ち、フリー65㌔級の代表を決めている弟拓斗(21)=山梨学院大=と兄弟での五輪切符を摑(つか)んだ。ともに初出場。兄弟出場はロンドン五輪(12年)の湯元健一、進一(双子)以来。昨年、カザフスタンの世界選手権で取った五輪枠を土性は死守したが、奥井は放してしまった。この2試合、新型コロナウイルスの影響で無観客の上、報道陣も試合会場に入れず、隣接施設で各自、日本レスリング協会が中継する映像をスマホで見るだけだった。

(粟野仁雄)

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