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吉本興業 芸人の"闇営業問題" 遠因とささやかれる大物漫才師

2019年7月21日号

闇営業騒動で揺れる吉本興業。写真週刊誌『フライデー』(7月19日号)がさらなるネタの存在をちらつかせるなど、事態は底なしの様相だ。吉本は反社会的勢力の排除を徹底する考えを文書で示したが、在阪の芸能プロモーターは「どこまで本気か」と、こう首をかしげる。

「反社との関係が取り沙汰された、ベテラン漫才師の中田カウス(70)を厚遇している限り、解決になりませんよ」
 カウスと反社の関係といえば、今からひと昔前の2007年、吉本の創業家と経営陣のお家騒動が勃発。その過程で当時、創業家の当主だった故・林マサさんが週刊誌誌上で、吉本の特別顧問だった中田カウスと日本最大の指定暴力団「山口組」5代目との"黒い交際"を暴露した。
 スポーツ紙記者が振り返る。
「カウスは、マサさんの夫で吉本の会長だった故・林裕章さんの金銭トラブルや女性問題を5代目の名前をちらつかせて処理しました。その功績で特別顧問に抜てきされたんです。いまでは大御所然としていますが、吉本のカウスへの厚遇ぶりは話題になったものです。さすがに、マサさんの"暴露"で特別顧問の肩書は失いましたが、交際疑惑はおとがめなし。ますます権勢を振るうようになりました」
 耳を疑うようなエピソードを明かすのは、元吉本に所属していたお笑い芸人だ。
「カウスにとって邪魔だったのが島田紳助です。11年に紳助と暴力団との"黒い交際疑惑"が発覚すると、上層部に"引退させろ"と進言したのはカウスだと言われています」
 吉本は14年秋に設立した「上方漫才協会」の初代会長に中田カウスを就かせた。
「処分どころか、優遇されているんです。不満の声がくすぶってますよ」(吉本関係者)
 コンプライアンス強化を打ち出す吉本だが、どこまで本気なのか。「カウス不問」の当時の判断がいまも呪縛となっているようだ。
(本多圭)

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