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アメフット日大が悪質タックル 「全て私の責任」内田監督が辞意

2018年6月 3日号

 学生アメリカンフットボールの試合で、日大の選手が関西学院大の選手に悪質な危険タックルをして負傷させた問題が、大きな波紋を広げている。この試合は5月6日に行われた定期戦。学生アメフット界を引っ張ってきた名門同士の戦いだっただけに反響は大きく、両校間や連盟にとどまらず、文部科学省まで巻き込む騒動になっている。

 問題のプレーは試合開始直後、関学大の攻撃で2年生クオーターバック(QB)がパスを出したが、その2秒後に日大の3年生守備選手が背後から激しいタックルを浴びせた。QBはプレーが終わっている無防備な状態で地面にたたきつけられ退場、膝などに全治3週間のけがを負った。
 悪質タックルが問題視されたのは、プレーの映像がネットやテレビで拡散されてから。日大の守備選手はボールの行方も見ずにスピードを落とさず関学大QBに向かって突進しており、狙って潰しにいったとしか見えない。この守備選手はその後も反則プレーを繰り返し、退場処分を受けた。
 しかも、試合後に日大の内田正人監督(62)が「あれぐらいやっていかないと勝てない」と話していたことが一部で報道された。その後、内田監督は表に出て来ず、自分の口から真実を語っていない。これに反発した関学大サイドは日大側に抗議文を送ったが、満足できる回答が得られなかったとして同17日、鳥内秀晃監督(59)と小野宏(ひろむ)ディレクター(57)が会見を開き、「信頼関係は損なわれ、完全に崩壊した。あれを受け入れたらスポーツは成り立たない」などと日大側を非難した。
 OBからも「あんなに露骨な反則は見たことがない。アメフット界に悪い影響が出なければいいが」と懸念の声が聞かれ、騒動は大きくなるばかり。去就が注目されていた日大の内田監督は同19日、「一連のこの問題は全て私の責任です。監督を辞任いたします」と表明したものの、アメフット界に深い傷を残してしまった。
(水木圭)

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